2月17日(土)特色GP講演会「どうする小学校のいじめ問題−その原因と対策を考える−」が開催されました。
 2月17日(土)特色GP講演会が開催されました。最近問題となっている「いじめ」について、小川修一先生(川越市立泉小学校教諭)に講演をしていただきました。
当日は、高校生35名、大学生10名、教員・保護者関係者等10名、計55名の方が参加し、講演を熱心に聞かれました。本講演会は特色GP「子育て広場」の取組の一貫として開催されました。これまでも「小学校でのコミュニティースクールの実践」、「気になる子ども」をテーマに定期的に開催してきました。学童期の子どもの問題、教育の問題を取り上げ、学内はもとより学外からも専門家をお呼びしています。保育を学ぶ学生や教育関係者、保護者等が参加し、それぞれの立場を越えて意見交換や交流を持てる場となっています。
講演内容
1.「いじめ」問題の実態は
*周りの子どもたちはどうみているか
*親御さんはどうみているか
*地域で、親も子どもも”つながりあって”生活できているか

2.結果として「いじめ」問題を引き起こしてしまう要因は
*”ちがい”を理解できない子どもたち
*ネガティブな感情表現の未学習

3.「いじめ」問題解決は、”ほんと”の「生きる力」を育てること
*どの子も「確かな」成長と「豊かな」発達を願っている。
*つながり合う「学びつつ生き」「生きつつ学ぶ」関係性を求めている。

各学年の発達段階に即しての”ちがい”を理解できる子どもたちに。
そのために、実感ある学びあい、失敗や間違えても、ジックリ、ゆっくり大切に育てあうことで「折り合い」能力が形成される。「できない」「わからない」というネガティブ体験は誰もが経験すること。

親も「子育て」をくぐりながら、親として「成る」のです。

学校は、仲間や諸文化と「楽しく」「交わる」ところ。だから「楽校」なのです。

と締めくくられた。
今回のイベントの成果と今後の補助事業への反映

 参加者からのアンケートより「教室での話はとても現実的でした。」「いじめについて深く考えさせられた。」「これからの勉強、保育に反映させていきたい。」等、高校生や大学生はこれからの保育・教育への学習に向けて、現職の先生の話は具体的で参考になったとの声が寄せられた。また、親の立場や教育に関係している参加者からは、子どもとのかかわりについて自身を見つめ直す機会になったとの感想も寄せられた。

 具体的な個々のケースでは直面している問題もさまざまであり、すぐに解決方法を見つけ出すところまでは難しいが、共通のテーマについて高校生、大学生、親、教育関係者が集い、それぞれの立場で考えることができた講演会であった。保育を学ぶ学生、これから学ぼうとする高校生は実際の現場の声を聞くことによって、普段の学習内容について具体的イメージを持つことができる機会となったようである。「(講演を聴いて)子どもの本音に注目できるようになれたかな。」「保育園、幼稚園での学びが、小学校の教育でどのうように影響してくるのか考えたい」等の感想も寄せられた。

 白梅子育て広場では、今後もこうした講演会など様々な世代、立場を越えて意見交換できるイベントを企画していきます。学生は自分たちの実践や学びを振り返り、さらに学習を深めていけるような場としたいと思います。


白梅子育て広場
                                           
2007'2' 21企画調整室