白梅の織りなす歴史、つなぐ想い Vol.1,No.7
2023年12月15日更新
白梅学園清修中学校/
中高一貫部
4年ぶりの「カナダ研修」
11月14日から25日までの12日間、4・5年生はカナダバンクーバーへ英語研修に行って来ました。本来4年生で実施する行事ですが、5年生はコロナ禍で延期したため、1年遅れの実施となりました。バンクーバーでは、ホームステイをしながら、英語の学習はもちろんのこと、①カナダの企業を訪問②カナダの企業で実務体験③UBC (ブリティシュ・コロンビア大学)の学生と大学キャンパスツアー④カナダ現地校訪問 (現地校の授業に参加・日本文化紹介)⑤バンクーバー市内自由行動など、さまざまなプログラムを通して、英語の学習を行いました。現地での生活を通して、自ら学ぶ姿勢が一段と伸びた生徒、積極的に現地の方へ話しかける生徒などがいて、今後の生活にどのような変化が出るか楽しみです。英語のスキルアップのみならず、卒業後の進路を考え、自らが進む道を切り拓く一つの経験ができたのではないでしょうか。
カナダ研修の様子 現地校での授業の様子
白梅学園白梅学園
白梅学園高等学校
第60回白梅祭「校長賞は2年5組が受賞」
10月18日の全校集会では、9月に開催された白梅祭の校長賞の発表と表彰が行われました。今年度、校長賞に輝いたのは2年5組の演劇「FANCY FAIRLYTALE」でした。この演劇はいくつかの童話を組み合わせて書かれたオリジナル脚本に基づいて、シリアスな場面や笑いもあり、キャストも楽しみながら演じている様子が伺えた素敵な作品でした。受賞したクラスの生徒たちは、全校集会の場では控えめでしたが、その後、中庭で喜びを表現していました。

第2学年修学旅行
今年度は、11月6日から4泊5日で、北海道コース(ケアンズコースの代替)、北陸・関西コース、沖縄コースの3つに分かれて実施しました。北海道ではアイヌ文化の体験、北大の留学生と札幌市内班別研修の他、函館山から美しい夜景を堪能するなどしました。北陸・関西では、金沢で現地高校と交流しながらの文化体験、京都でのタクシー研修、大阪でのUSJ観光などを楽しみました。沖縄では、ひめゆりの塔などでの平和学習、石垣島・西表島・由布島・竹富島などでの体験活動を楽しみました。生徒たちは多くの思い出を胸に帰京しました。
校長賞に輝いたのは2年5組の演劇「FANCY FAIRLYTALE」 修学旅行での一コマ
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白梅学園大学
白梅学園大学大学院
白梅学園大学附属白梅幼稚園
古田足日シンポジウム「子どもの味方・子どもの見方」を開催!
11月25日本学子ども学研究所古田足日研究プロジェクトと神奈川近代文学館の共催にて、シンポジウムを開催。当日は、本学へ遺贈された児童書を含む蔵書約3万3千点にもおよぶ資料の整理と研究についての報告“これまで”と“これから”や、古田足日と国語教科書、古田足日が生きていたら、ウクライナ情勢をどう語っていただろうなど、来場者との熱心な情報交流・意見交換が繰り広げられました。本プロジェクトに対する社会的な期待の声もいただきました。来年の夏に神奈川近代文学館では古田足日展が開催される予定です。

大学附属白梅幼稚園の子どもたちとの交流
10月17日、子ども学科の学生と大学附属白梅幼稚園の子どもたちが交流する機会が、大学の中庭にてありました。子どもたちは、芝生の園庭で、学生と一緒に様々な遊びをして、楽しいひとときを過ごすことになりました。また学生にとっても、キャンパス内にある大学附属白梅幼稚園の子どもたちと一緒に遊ぶ貴重な時間になりました。子どもの姿がキャンパスライフを通じて身近にある、それは保育者を目指す学生にとって、きっとうれしい、そして幸せに感じる機会になっています。そのような環境が、きっと本学ならではの「よさ」、そんなふうに感じています。
古田足日シンポジウムの様子 子どもたちとの交流
白梅学園
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白梅学園短期大学
保育ゼミナール共同開催「わらべうた」
保育科では、8つの「保育ゼミナール」共同開催でわらべうた研究の第一人者である尾原昭夫(おばらあきお)先生にご登壇いただき授業をしていただきました。尾原先生の主な著書として、『日本のわらべうた室内遊戯歌編』『日本のわらべうた戸外遊戯歌編』『宮沢賢治の音楽風景―音楽心象の土壌―』『日本子守歌集成』『こまった時はわらべうたうれしい時もわらべうた』があります。『徒然草』や『狂言歌謡』のなかにわらべうたをみることができるなど、わらべうたの歴史的視点もお伺いしながら、なつかしく心温まる旋律に、学生も身体と心でわらべうたを楽しみました。元気ではつらつとうたわれる姿に、学生や教員も元気をいただき、わらべうたの楽しさを学ばせて頂きました。

18万冊の中から「音にまつわる絵本」を見つける図書館利用指導
保育科では、図書館協力のもと1年次に各ゼミナールごとに、「図書館利用指導」を行っています。絵本・文献の探し方、情報の探し方、新聞等データベース活用の仕方などを学んでいきます。長井先生のゼミナールでは、「音」「音楽」「えほん」などをキーワードに利用指導を受けました。学生は、本学所蔵絵本 13,235 冊の中から音にまつわる絵本の見つけ方を学び、実際に図書館内から探しだす方法を身に付けました。また、該当本を探し当てるだけでなく、その周辺にある本も同時に見ること、視野を広げることの大切さも気づいたようです。借りた絵本は次週のゼミにて紹介し合い、絵本のテーマから「子ども達と○○したら面白そう!」など、実践へのイメージもふくらませていました。
尾原昭夫(おばらあきお)先生ご登壇の様子 図書館利用指導 実施の様子
白梅学園
創立80周年記念事業
募金のお願い
創立80周年を迎え、さらなる飛躍を目指して記念事業を進めてまいります。学生にとって心地よい教育・研究環境を用意し、地域社会コミュニティの拠点となるキャンパス整備を実現するためには、皆様のご協力が欠かせません。ぜひこの度の取り組みにご賛同いただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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